FREE&FREEについて

ご挨拶

ブラジリアン柔術との出会いが人生を突き動かしました

高校を卒業して熊本から上京とともに18歳で柔術をはじめました。
この頃は総合格闘技が世間を賑わせていて、その世界に憧れて柔術に触れました。
それまでも10歳から8年ほど柔道をしていましたが、柔術はその後の人生を大きく突き動かしました。

今では考えられませんが、約7年ほどその頃お世話になっていた道場に寝泊まりしながら格闘技に没頭し、2003年に「寝技世界一決定戦」と言われるアブダビコンバットの日本大会で優勝することができました。この頃は人生の全てを格闘技に捧げて、勝つことの楽しさを追求していたような気がします。

日本大会で優勝した私はそのままアブダビコンバット2003に出場しました。大会では1回戦で敗れましたが、その時圧倒的な強さで優勝したブラジル人、マルセロ・ガルシア(マルセリーニョ)との出会いがさらに私の柔術への道を突き進める原動力となりました。

辞書を3冊持ってブラジルへ

23歳の私はマルセリーニョと柔術を一緒に学びたいがため、辞書を3冊もってブラジルへ向かいました。マルセリーニョの所属するブラジルの有名ジム、アリアンシへ向かい、そこで約半年間マルセロと同じアパートに住みながら、言葉のわからないブラジルでビザが切れるまで半年間柔術に没頭しました。

23歳から今でもマルセリーニョは私の尊敬する柔術家です。そしてこのブラジルでの柔術経験がさらに柔術への道を極めたいという思いを強くしました。

プレイヤーから震災を期に指導者へ

日本に戻り3年程格闘技ばかりやっていました。試合にも多く出場しました。しかし既に結婚もしていた私は25歳の頃、熊本に戻り普通に仕事をする生活をはじめました。

しかし柔術を忘れられなかった私は、仕事帰りに毎日約40kmかけて柔術の練習に通いました。
そしてもう一度だけ格闘技にチャレンジしたい。そう考え妻とも相談し28歳、再度私は上京し柔術家に打ち込む人生を開始したのです。

31歳まで柔術家として多くの試合を戦いました。2011年の3月11日、震災が大きくこれからの人生を進めるべきかを考える転機となりました。

「本当にこのままずっと柔術家で、プレイヤーでいいのか?家族にも心配をかけて、本当に良いのか?」このことを熟考し、かねてからやりたい夢の1つであった格闘技ジムを東京都板橋区の成増に開業いたしました。

一緒にブラジリアン柔術を楽しみましょう!

長々と私と柔術の話となりましたが、それだけ柔術には面白さがあります。

打撃や力を競うものではなく、純粋に寝技を競う格闘技のため大きな怪我も少なく、体力が衰えてきても楽しめる珍しい格闘技の1つであり、それが大きな魅力です。
柔術の技は日進月歩成長していて、新しい技が生まれてはその返し技が生まれを繰り返し、今もどんどん進化を続けています。私自身今も勉強や練習を続けている最中です。その技を習得して技術を高めることも楽しいですし、培った技術を練習生の方に教えて、そして強くなる・楽しそうにしている姿を見ることも大好きです。

「Free&Free」という名前に込めた想い

週に1~2回体を動かしたい方でも構いません。金曜日に汗をかいて週末に美味しいお酒を飲みたい方でも構いません。

もちろんブラジリアン柔術の試合に出たい、勝ちたい。
プロの柔術家を目指すかたも大歓迎です。今私は柔術の指導者として会員の方が柔術で強くなる。楽しんでいる様子を見るのが大好きであり、生きがいの1つとなっています。

Free&Freeという名前には覚えやすさ、親しみという意味と「自由に楽しむ、自由な生き方」という意味を込めています。私は思い返してみると格闘技、柔術に没頭し自由に生きてきたと思っています。

自由に生きるためのツールとなった柔術に、1つでも恩返しがしたいと思っていますし、ブラジリアン柔術の楽しさを少しでも多くの方に知ってほしいと思っています。

柔術の楽しみかたは自由です。一人ひとり、十人十色の楽しみ方が柔術にはあります。
是非Free&Freeで柔術を楽しみにきてください!お待ちしています!

FREE&FREE 代表 平田 勝裕

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